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花巻市内のクマ対策について
2025.11.14
花巻市が行っている主なクマ対策(一部抜粋)
●付近の学校などへの情報提供や警戒パトロールの実施
市内でクマの目撃情報があった場合には、深夜、早朝、休日を問わずまずは市担当職員が現場へ向かい現地の確認を行っています。
また、警察や消防、花巻市有害鳥獣被害対策実施隊など関係機関と連携し、以下のような対応を行っています。
・付近の保育施設、学童クラブ、学校、自治会、近隣施設などへの情報提供
・広範囲の警戒パトロール、通学路などへの立哨(通学路などでクマの出没があった場合、立哨は行わず、保護者の皆さんに車による子どもの送迎を依頼することを原則とします) 、広報車による広報活動
・市ホームページ、SNS(LINE、Facebook、X)、いわてモバイルメール、えふえむ花巻、東和有線放送などによる情報発信
●AIカメラや草刈りで警備体制を強化
令和6年度からクマ対策の新たな取組みとして、山から市街地への侵入経路と考えられる場所へAI(人工知能)カメラを設置し警備体制の強化を図っています。
AIカメラがクマを検知すると、市担当者のスマートフォンへ撮影データが即時に自動で送信される仕組みとなっており、クマの市街地への侵入経路の特定や、市街地に侵入した場合の早期発見、早期追い払いなどが可能です。AIカメラは60台保有しており、令和7年7月時点では54台を設置。残り6台はクマの新たな目撃情報などに備えて保管しています。
また、専門家の意見としてクマは山から水路を辿って里に下りてくると言われていることから、クマの移動経路と思われる河川敷やクマが隠れる可能性のあるやぶなどの伐木について国および県に協力要請し実施いただくとともに、市では河川や河川敷、河岸段丘の草刈りを実施しています。


