観光スポット
兜跋毘沙門天立像(三熊野神社)
花巻市東和町北成島の三熊野神社の境内にある、毘沙門天を象った仏像です。
高さ4.73m。ケヤキ一本彫成仏として日本一を誇る像です。
平安中期、朝廷から派遣されてこの地を平定した坂上田村麻呂により完成されたものと伝えられます。地天女の両掌に立ち厳然と1200年をにらみ続けるその雄姿は見るものを圧倒させます。
かつて毘沙門天立像が納められていた毘沙門堂と、それぞれが国指定重要文化財に指定されています。
三熊野神社は征夷大将軍坂上田村麻呂が熊野の三神を勧請して建立したと伝えられています。他には源義家が鏑矢を納めて戦勝祈願をしたという逸話も。
岩手県内では数少ない中世に成立した建築様式をもつ建造物であることから県指定文化財にもなっています。
毎年5月には三熊野神社に古くから伝わるお子様の成長を祈願するユニークな神事である、『毘沙門まつり・全国泣き相撲大会』も開催されます。
情報
- 住所
- 〒028-0116 岩手県花巻市東和町北成島5-1
- 電話・FAX
- TEL: 0198-42-3921 FAX: 0198-29-4155
- 開館時間
- 9:00~16:30
- 休館日
- 無休
- 入館料
- 大人500円、小学生300円(毘沙門天立像拝観料)
- 駐車場
- 有
- ウェブサイト
- https://mikumanojinja.com/
- アクセス
- 花巻駅から車で22分、新花巻駅から車で15分
釜石線土沢駅から車で10分